きの暦(Kino-Goyomi) 社畜だって季節を楽しむ丁寧な生活がしたい

会社に半日居る毎日だけど、自分の時間を大事にしたい

段ボールとの共同生活、はじめました

少し悩みましたが、お引越しを決めました

理由はお隣さん

今の会社に転職してから帰宅が大幅に遅くなり、どうやら生活のサイクルが重なってしまったようです

エレベーターで一緒になった時、ふいに話しかけられる瞬間のあの空気感

悪気はないのかもしれません

でも、密室で男性と二人きりになる緊張感と、「なんとなく気持ち悪い」という生理的なアラート

女性ならきっと一度は経験がある感覚ではないでしょうか

こればかりは、こちらの努力でどうにかなるものではなくて

毎日帰る場所だからこそ、安心できるのが第一

逃げるが勝ち!と決めました

 

 

長らく住んでいたこの部屋

実は自力での本格的なお引越しはこれが初めて

両親が荷物を運んでくれて、家具も揃えてもらって…という「THE・箱入り」なスタートだったので笑

 

 

1Kだしモノは多い方ではないはず

そう思っていたけれど、甘かったみたい

着物、本、作家さんやアンティークの器、そして毛糸たち…

わたしの好きなものたちは、どうしてこうも嵩張って、重たくて、割れ物ばかりなんでしょう!

 

 

見積もりは、大手さんから地域密着型まで6社ほど

悩みに悩んで、結局は大手さんにお願いすることに

(この辺りの決め手や感想は、また落ちついたら聞いてください)

引越しまであと10日

今のお家の解約手続きであれこれあって、10日ほど契約が伸びてしまったのは、ここだけの内緒話だけど、とっても悔しい…!

 

お部屋の中は鮮やかな0120の箱がどんどん増殖中

段ボールとの共同生活は、なかなかの圧迫感です

作業スペース確保のために家具の配置を変えてみたら、「あれ、この配置すごく使いやすいかも」なんて今さらな発見も

もっと早く色々試せばよかったなあ、なんて小さな後悔も荷物と共に段ボールに詰めこみました

 

 

さて、目下の課題は冷蔵庫の中身問題

仕事帰りにスーパーに寄っても、棚が空っぽなことが多いから、ついついストック癖がついてしまっていて

残り10日

今日から買い足していいのは、たまごと納豆だけ!

冷蔵庫を空っぽにするミッション、そして終わらない荷造り

新しい暮らしのために、ラストスパート頑張ります

 

 

きの

置き手紙は会社の口コミサイトに

「この場所はわたしには無理かもしれない」


入社して早々から心のどこかにあり続けた違和感。
だから、転職サイトからのお知らせを解約しないでおきました。

それは、明確に次を探すためというよりも、何かあったら逃げ出せるようにと細くてか細い命綱のようなものだったと思います。

 


『株式会社◯◯(弊社)に、新しい口コミが投稿されました』
そんなお知らせメール。

好奇心には、逆らえない。

指は勝手に画面をタップしていました。

 


一行、また一行と読み進めるうちに、胸がちくっと痛んだ。
書かれていたのは、とても辛辣な言葉たち。
でも、そこには嘘も、誇張も、一つもなかった。全部、本当にここで起きていること。

誰も口にはしないけれど、心の奥で感じて、見て見ぬ振りをしていること。

読み始めてすぐにわかってしまいました。

この文章を書いたのが、誰なのか。

 


いつも静かに周りを見ていて、たくさんのことに気づいてしまう、あの人。

困っていると声をかけてくれるし、フォローも早い。
あの人が不満を感じていたのは知っていたし、その内容には頷くことしかできなかった。
すごいな、と思う。
わたしだったら、きっと何も言わずにそっといなくなる。
会社は、経営陣は、職員が辞めた本当の理由なんて知りもしない。

「何か不満があったんだろうな」と、ふんわり受け止めて、それでおしまい。
だから何も改善されなくて、新しい誰かがまた同じ気持ちを抱えて、静かに去っていく。
でも、あの人は違った。


在籍中に、身元が割れるリスクを負ってまで、言葉を残した。
それは、後に続く人たちのための道しるべであり、この場所が少しでも良くなるようにと願う、最後のフォローだったのかもしれない。


改善する機会を、痛みを伴うやり方で手渡していく。
なんて不器用で、優しい置き土産なんだろう。
もう退職の話は、とっくに済んでいる頃でしょうか。
今、わたしの部署で出している求人、この口コミのせいで見向きもされなくなっちゃうかも、なんて思わず笑ってしまいました。

でも、それでいいと思う。


そういえば、確か今月がお誕生日だったはず。
少し遅いかもしれないけど、おめでとうございます。
あなたのその誠実な努力が、正しく評価される素敵な場所へご縁が繋がりますように。
そして、わたしも。
その背中をちゃんと追いかけられますように。


きの

【桃のコンポート】気温35℃、恋しいホットワインの香り

「小ぶりだけど、美味しいから」
そう言って、前職でお世話になった先輩が送ってくれた桃。

追熟させてねとお気遣いまでいただいて、こういう人になりたいなと思いながら、できるだけ涼しい場所に桃を鎮座させました。


きゅっと冷やしてそのままいただくのが、もちろん一番のご馳走。
でも、この美味しさを一気に味わってしまうのは、勿体ない。
少しだけ長く味わいたい。

 

f:id:kinonikki:20250815075330j:image

 


気温は35℃。
こんな日は、きりりと冷えたものが一番。
それなのにふと恋しくなったのは、冬の夜に飲むホットワインの、あのスパイシーで心安らぐ香りでした。
もちろん、この暑さで温かいワインを飲む勇気はありません。
でも、せめて風味だけでも。

そんな、ちょっとわがままな願いをこの桃なら叶えてくれる気がしたのです。


+++


ちょっぴりわがままな、大人の桃のコンポート
* 桃:2個
* 赤ワイン:100ml

* お水:50ml
* お砂糖:大さじ1
* スパイス:クローブ、カルダモンを少々
* 自家製はちみつレモン:好きなだけ

 


まずは、桃の湯むきから。

これは絶対に譲れないひと手間。

つるんと綺麗になって桃を前に、さて、いよいよカットの時間です。
レシピ本にもネットにも「切り込みを入れて、ひねるだけ」と、いとも簡単に書いてあるのに。

呪文のように唱えながら挑戦するけれど、なぜか毎年、桃と格闘が始まってしまうのです。
握力はいたって普通のはずなのに。
アボカドの種は綺麗に取れるのに。
桃だけは、どうしても崩れてしまう。
滴る果汁をお鍋で拾いながらなんとか8等分に。
この不器用さも、まあ、私らしいかな。

おなかに入れば同じだからと使い古された独り言。

 


お鍋に全ての材料を入れて火にかけ、沸騰したら桃をそっと投入。
弱火でコトコト、8分。

気になったら灰汁を掬います。

キッチンが甘くてスパイシーな香りに包まれるこの時間がたまらなく好き。
粗熱がとれて、冷蔵庫でゆっくりしっかり冷やしたら、真紅に染まったデザートの完成。

 

 

f:id:kinonikki:20250815075354j:image


スプーンですくって、ひとくち。
桃の甘さと赤ワインのコク、そしてスパイスの香りがふわりと鼻に抜けていく。

うん、最高!

夏の暑さを忘れさせてくれる冷たさと、冬の気配を運んでくれる香りが、口の中で一緒になりました。

すごく美味しい。

 

f:id:kinonikki:20250815075444j:image

 

白ワインの方が桃の風味が活きたかもと小さい反省をお供に、ゆっくり桃のコンポートを味わいました。

もう1回作らなきゃ


きの

わたしの機嫌はわたしが取る【BEAVER BREADさんのシナモンロール】

身近な人のひと言に、心がざわつく夜

昨夜、寝る直前にちょっとした出来事があって、久しぶりに心がざわついてしまいました。

身近な人の何気ないひと言って、本当に深く刺さること、ありませんか?
まだ付き合いの浅い人なら「そういう考え方もあるよね」とスルーできることでも、身近な相手だからこそ、「どうしてそんなことを言うんだろう」と腹立たしく感じてしまうものです。

せっかく早くお布団に入ったのに、イライラが募ってなかなか寝付けず…。
いつもはのび太くんレベルで寝つきがいいわたしにとっては、本当に珍しいことなんです。
お酒の力を借りようかとも一瞬考えましたが、体調がすぐれなかったので、ここはぐっと我慢。

結局、寝不足のまま金曜日を迎えてしまい、朝からぐったり。
仕事の効率も下がるし、ストレスが溜まる悪循環に陥ってしまいました。

 

大人のたしなみ、自分で機嫌を取るということ

でも、そうも言っていられないのが社会人ですよね。
その上、私も生粋の「社畜」ですもの。
効率を落とすなんて、自分の首を締め上げるようなもの。
そんなことはせず、サッと仕事を終えて早く家に帰りたい。

そのためには、自分を奮い立たせるご褒美が不可欠ですよね!

そこで!先月、運命的な出会いをして以来、ひたすらスコーンばかりお迎えしていたBEAVER BREADさんで、今日は別のパンをお迎えすることにしました。

 

f:id:kinonikki:20250723080839j:image

 

それが、シナモンロールです。

BEAVER BREADさんは、スパイス使いが本当に絶妙で、いつも感心させられてしまうんです。
だから、このシナモンロールはどんな味わいなんだろう?と、ずっと気になっていたんですよね。

帰宅して早速、蒸し焼きでふんわりと温めて、淹れたてのコーヒーを添えました。

 

f:id:kinonikki:20250723081033j:image

 

一口目から…最高!

よくある、お砂糖の甘さが全面に出ていてコーヒーが進みすぎるタイプではなく、期待以上にシナモンの芳醇な風味をしっかりと味わえます。
むせ返るような強さではなく、じんわりと広がる、ちょうどいい塩梅なんです。

ふと感じるほのかな塩味は、バターかしら?
中の生地はしっとりとしていて、ふんわりとした口当たり。
これこそ、わたしのシナモンロールの理想形だと言っても過言ではありません。

シナモンロールは甘すぎるから苦手…」という方にこそ、ぜひ一度試していただきたい逸品です。
おかげさまで昨夜のモヤモヤもすっかり消え去りました。

 

やっぱり自分のことを一番わかるのは、自分ですね。これからも、私の機嫌取り役をよろしくね!

 

きの

 

平日のご褒美 社畜生活に彩りを添える水無月アレンジ

6月30日といえば「夏越の祓」
この日に水無月という和菓子をいただく風習は、西日本、特に京都の文化だそうです。

大阪出身のゆきちに話したところ、「知らなかった!文化が違うからかな」と驚いていました。
生まれも育ちも関東の私からすると、関西はひとくくりに「西」なんですけれどね。笑
地域ごとの文化の違いって、本当に奥深いし、おもしろいですね。

 

私がこの水無月に出会ったのは、おそらく10年ほど前。
読んだ小説が切欠だったように思います。
当時はなかなか見つけられなくて、和菓子屋さんを何軒もはしごした記憶があります。
今では百貨店で食べ比べセットまで用意されているようで、便利な世の中になったものだと感心します。

 

 

「諦め」を「工夫」に変えてみる

とはいえ、水無月は繊細な生菓子。
日持ちがしないのが悩みの種です。
会社を退社する頃には百貨店も贔屓の和菓子屋さんも閉まっていて、これまで何度も「仕方ないか」と諦めてきました。

 

「社会人だから仕方ない」
「大人になるってこういうこと」
——そんな風に、我慢を重ねてきたんです。
でも、たくさん残業して、お金と疲労ばかりが溜まっていく中で、ふと「何のために働いているんだろう?」と、張り合いがなくなる瞬間がありました。
少し大袈裟かもしれませんが、日々の潤いは本当に大切だと気づき、自分の「こうしたい」という気持ちを大切にすることに切り替えたんです。

今回も「半休にしちゃおうかな?」なんて考えていたら、まさに「天啓」が舞い降りました!

 

それは、叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)さんの「夏の玉露地」

 

この季節限定で、冷やしていただくと、わりとさっぱりとした口当たりが魅力のお菓子です。
柔らかいお餅の上に、艶やかな小豆が乗っているんです。
早速週末に店頭で求めて、冷蔵庫で冷やしておくことに。
これで準備万端です!

 

f:id:kinonikki:20250701232915j:image

 

そして迎えた6月30日。
冷蔵庫から取り出した「夏の玉露地」に、包丁を斜めに入れてみました。
これはもう水無月

 

水無月は、氷室の氷を模したと言われるお菓子。
だから、ういろうでなくても、こんな風にアレンジしてもいいと、自分に都合よく解釈しました。笑
良いんです。
縁起物だからこそ、自分が心から満足できて、美味しくいただければそれで良いのです。
大納言も小豆の一種ですから、きっと厄除けになってくれているはず。

 

 

「脱社畜」を目指して、せめて19時には帰宅し、心身ともに健康的な生活を送れますように。そんな願いを込めて、美味しくいただきました。
遅い時間だったので、はと麦茶。

 

f:id:kinonikki:20250701232947j:image

 

 

時間がない日でも、ちょっとした工夫次第で、季節のイベントを心ゆくまで楽しむことができました。

 

今年も後半戦。
こんな小さな工夫を大切に重ねて、美味しいものをたくさんいただいて、幸せな日々を送りたいと願っています。

 

きの

 

推しに捧ぐ、甘美なるハーゲンダッツ様

こんにちは。
きのです。

 

ずっと心を占めていた、初恋にも等しい推しの体調不良。
悶々とした日々を過ごしていましたが、先日、その推しが元気な姿を見せてくれました!
これはもう、お祝いするしかありませんよね。

 

 

ということで、ゆきちにおねだりをして車を出してもらいます。
電車+車で片道1時間40分。
まるで小旅行のような気分です。

 

 

お目当ては、ジョナサンとハーゲンダッツがコラボした特別なパフェ。

 

f:id:kinonikki:20250625194247j:image

 

ハーゲンダッツと紅茶のジョナパフェDX

 

ハーゲンダッツ キャラメルアイスクリーム×2コ
紅茶のパイ
ホイップクリーム
カスタードクリーム
ミックスベリー
りんごプレザーブ
砕いた紅茶のパイ
ラズベリーソース
アールグレイゼリー

 

キャラメルとアールグレイ紅茶の組み合わせに、ミルフィーユのようなパイ。
聞いただけで心が躍りませんか?

 

濃厚なハーゲンダッツのキャラメルアイスクリームと、甘さ控えめなアールグレイゼリーの相性は抜群。
公式の説明にもある通り、高さ約30cmのグラスの中に、様々な食感や味わいがむぎゅっと詰まっているんです。
まさに、お祝いにぴったりのスペシャルな一品!

 

 

f:id:kinonikki:20250625194334j:image

 

 

最近は、芸術作品のようにビジュアルを追求したパフェも多いですが、このパフェはむぎゅっっっと詰まっているのがわたし好み。
どこを食べても存在感があるんです。

 

まずは、1段目のパイを左手に、右手にはスプーンを構えて、ちょっぴりお行儀悪く(でも、心ゆくまで!)いただきます。
もったりとしたカスタードクリームは、生クリームよりもベリーと合わせた方が、個人的には好みでした。

 

 

f:id:kinonikki:20250625194439j:image

テンションが上がりすぎてブレブレです。笑

 

 

続いて、グラスの中のお味見。アールグレイの紅茶ゼリーは、とろりとした食感がたまらない。
単独でいただくと紅茶の芳醇な風味を存分に楽しめるのですが、アイスやクリームと一緒だと、その繊細な風味が少し隠れてしまうのが、もったいなく感じました。

 

そしてここからは「わたし流」の食べ方です。
先に取り皿に避難させておいたパイやクリーム、アイスを、グラスの中に思い切りよく投入!
お行儀の悪さは、今日だけはご容赦ください。
まるでイギリスのデザート「イートンメス」のように、フォークでざくざくと混ぜ合わせます。

 

一口運ぶたびに、風味や食感がめまぐるしく変わるのが、楽しくて仕方ありません。
お上品にまとめていたら、この美味しさは半減してしまったでしょう。

 

あっという間にパフェが消え去った後は、安定のフライドポテト。結局、どんなに甘いものを食べても、しょっぱいものに戻ってきてしまいます。笑

 

 

f:id:kinonikki:20250625194558j:image

 

今回のパフェは、100%心の栄養にしかなっていませんが、心から幸せな時間でした。
社畜には心の栄養の方が大事なときもあるので、できればもう一度、このプチ贅沢を味わいたいな、と思っています。

(ゆきちにまた運転してもらうのが、ちょっぴりハードルが高いのですが…!)

 

きの

今日から始まる夏の味覚!楽しみな鮎の解禁日

こんにちは。
きのです。

 

今日、6月1日は待ちに待った鮎の解禁日!
地域によって解禁日は異なるそうですが、全国的には6月。
この情報を教えてくれたのは釣り人のゆきちさん。
それ以来、わたしもこの日を心待ちにするようになったんです。

 

 

f:id:kinonikki:20250601205102j:image

 

 

どーん!

 


ついに、わが家の食卓にも鮎がお目見えです♡
青い流線形のお皿を選んで、清らかな川の流れをイメージしてみました。
見た目だけでも涼しげ、かな。

 

今日はちょっと奮発して、少しお値段の張る鮎をお迎えしました。
それはもう、期待値MAXで一口…。

 

ん?あれ?

粒あんがない…お餅だけだ。

 

もちろん、お餅は大好きなんです!
でも、鮎といえば、あのふっくらとしたお餅の中に、甘さ控えめの粒あんが詰まっているものだと、勝手に思い込んでいたんですよね。

 

わたし、たい焼きも鮎も、おなかから食べ進めてしまうタイプなんです。
だから、最初の一口で「あれ?」って。

もしかして、あんこがしっぽの方か頭の方に偏ってるのかな?と、かすかな期待を抱きつつ二口目へ。

 

……やっぱり、ない。

 

まるで「こもちししゃも」だと思って食べたら、卵が一つも入っていなかった時の絶望感に似ていると思います。
そんな経験ないけど。笑
例えるなら…500絶望、といったところでしょうか。
これは、近いうちに絶対リベンジしなければ!

 

もちろん、たまにはこういう期待外れな日もありますよね…。
でも、やっぱり、美味しい!嬉しい!という気持ちで満たされる日の方が、断然いいなぁと思う今日この頃です。

みなさんは鮎はお好きですか?どんな鮎がお好みですか?
もしおすすめの鮎のお店や食べ方があれば、ぜひ教えてくださいね!

 

きの